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  • 2013.08.11 Sunday
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すごい一日だった。

 たぶんこの日常カテゴリーの中で最も密度の濃く、多くを知り、学んだ一日だった。

今日、私は部活にいかなかった。
それまでは、まだ少し良い日程度だったろう。

刻限は迫っている。

私は塾の宿題に終われ、図書室で一気に勉強するつもりだった。
ホームルーム終了と同時に教室を抜け出し、階段を駆け下り、図書室に向かった。
そこで宇宙好きの少年と少女に出会い、ブラックホールの事をかるく10分ほどしゃべった後にすぐさま国語の宿題にとりかかった。
この日は驚くほどはやく、時が過ぎ、宿題は終わり、放送がながれた。
まだまだ図書室で楽しい談笑をしていないというのに図書室はもう閉館の時間である。

しかし、カウンターに私が顔をだすとそこには高校生と思われる女の人が座って、図書室のYさんと話している。
そこへもうひとり、図書室のAがきて、私が近づくと3人で仲良くなにか話してる。
とりあえず、図書室に来た人は顔見知れ出なくても顔見知りになっておくのが、自分のルールなので思い切って話に参加してみると、そのお方は高校生ではなく農業科の大学生だという。
聞けば、格好はかなりチャラいのに中学生時代は本を読みあさり、今ではボランティア活動をしていて子供達に自分の読んだ昔話を聞かせてあげたりもしているらしい。
次第に打ち解け、その饒舌にどんどん乗せられてしまった。

すると、時間は5時をとうにまわりいつしかその先輩も帰り、Yさんも帰り、Aといつものように談笑していると、今度は私の小学4年生の恩師であるO先生がくるではないか。
5年を経て会うO先生は子供の時の目線よりだいぶ悪い大人の印象だった。
Aによれば何やら大学をなにかしら怪しげな方で一応卒業(?)したらしい。
しかも、常に年齢詐称しており、先輩のAの年齢さえおぼえていない。

Aが私が進路の事で悩んでる事をいうと、おまえの目指してる都立に行った私の前の教え子は見るたびに顔が死んでるだの都立は現状腐ってるだの。
まるで都立の事を安い中国産のニンニクのように言う。

実は私は図書室にくる先輩にはかたっぱしから高校の事を聞いている。
Aは高校生活ぐうたらしすぎてあいにく、まったくあてにならなかったが、先刻の先輩やYさんいわく、将来の事は今考えても分からない。
ただ、将来というのは今の延長上にあることはかわりないのだから、自分のしたい事や好きな事をやっていればおのずと道は見えてくる。とのこと。
もちろん、今塾でやってることが無駄になるわけでは無いのだから、高校を決めるのは学費と自分のやりたい事との戦いとなるわけだが、どうやら都立へ行かないといわゆる堅実な就職口は難しいらしい。

しかし、このアドバイスは私の中では大きな原動力となった。
なぜなら、家の両親は偶然にも少々頭がよく、少々良い大学にいっており、その結果私もほんの少しばかりその恩恵を受けていて、そんな両親が私になにを期待するかといえば、それはただひとつ、立派な仕事を持って欲しいとそんなとこだろう。
が、私の通う中学校は実に様々な人種がいる。といっても、優等生という人種は絶滅危惧種にあたいする。
そんな中で学生生活を送ると、今まで育って来た環境ではおよそ聞く事ができなかった様々な価値観、人生からの意見を聞く事ができる。

ふぅ。長文を超高速で書き上げている。そろそろ手が痛くなってきた。


私がAと図書室をでたのは18:30頃。
外は暑いのに、日はもうとうに落ちている。

音楽を聞きながらふらふらと学校をでると、コンビニの前で今度は私の友人のMとIがいた。今日は色んな人と出会う。そう思いながらまた声をかけた。
実は彼らは私が半年でやめた和太鼓部に今でも入っている。
そして、彼らと話しながら和太鼓の話をしている時、自転車で通りすぎたその女の子もその一人だ。
自転車のRは減速し、どうやら私に気付いたようで声をかけてくれた。
とても不思議な事はあんなに行くのがおっくうだった和太鼓部のみんなが今でも私にやさしく接してくれて、今ではそんな和太鼓部のみんなとまた和太鼓をやりたいと思っていることだ。
そして、Rは私を和太鼓部に誘う。もう何度も誘われてきて、返事をしていない。
だから今度こそ返事をするつもりでRに考えてみるとまた先送りにした。

帰路の途中、Rとも二人の友達とも別れ、私はまた音楽をききながら歩いていく。
大きな水面に浮かぶ、橋をわたっていると何か物思いにふけりたくなる。
すると、橋からぼんやりと街灯の光に照らされているベンチが見えた。
私がそこへ行き、ベンチにすわるとそこには感動的に風流な景色がそこに広がり、しばらく物思いにふけるのも忘れ、自分の将来のことなどすっかり忘れて青黒い空や揺れる柳、無視の声、すいめんを泳ぐ鯉を見入ってしまった。

すると、今度はなぜか無性に平安貴族にでもなったかのようにノートを取り出し、その風流に一筆かいてしまうのだ。
ちょうど、ノート1ページ分書ききったところで、私は隣のカップルが二人っきりになれるよう退散した。
しかし、私はまだ何かを求めていた。
街をあるき、そして本屋に立ち寄った。
ベストセラー文庫というコーナーを一通り眺めてみると、また何冊か本が読みたくなり、4冊も手に取ってしまった。
結局、サイフとの交渉にやぶれ三冊しか買えなかったが、本屋で文庫を買うという経験はいままでしたことがない。
今夜はすこし特別な気分だと、自分でもその時わかっていた。

帰りの電車でさっそくあらすじが一番おもしろかったものを手にとり、本を開くとそこには私の知らない単語がオンパレード。
おかげで本は買って5分後に傍線だらけになってしまった。

さて、この私のブログ史上もっとも長い駄文もそろそろ終わろう。

私は帰ると、映画を一遍みながら夕食をとった。
その映画にまた心躍らされた私はもはや二日目の気分。
そして映画は終わり、ふとそれまでの事を思い出してみると、朝起きたところからいままでがとても長い一日だったことに気付く。

そして今、私はこの素晴らしい一日を振り返り、忘れる事のないようにここに記し終えたところだ。

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  • 2013.08.11 Sunday
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 あまりの懐かしさに涙がでそうだ。私の愛読書に「神様のカルテ」「神様のカルテ2」がある。(神様のカルテ3も絶賛発売中である)これが私の愛読書たる所以はその出会いにある、と言いたい。思えば、もう何ヶ月前のことだろう・・・高校受験を控え、将来に苦悩
  • なし好きMacファン
  • 2013/08/07 3:07 AM

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